2017.10/19-10/21 雨のち台風 京都市伏見区 木造2階建て ベタ基礎
3.75m 26本 総延長97.5m
村上建設(株)ハイスピード工法の営業担当の坂上です。
今回初めてハイスピード工法を採用いただきましたD建設様。
ご採用ありがとうございます。これからも引き続きよろしくお願いします。
こちらは紹介を受けて企業訪問したあとに、副社長からの指示で、
営業担当者様・設計担当者様、幹部の方、総勢17名に参加頂いた
ハイスピード工法説明会を経てご採用頂きました。
D建設様はKES登録企業で、環境に対して高い意識をお持ちです。
KESとは、
Kyoto(京都)
Environmental Management System(環境マネジメントシステム)Standard(スタンダード)の略号で
京都議定書発祥の地、京都から発信された環境マネジメントシステムの
規格です。
従来のセメント改良工事では、産業廃棄物となる残土処分が
発生することにずっと懸念があったようです。
ハイスピード工法採用の決め手の一つとして、環境に配慮した工法であり、
産業廃棄物を排出しないことであったと伺いました。
あとは、競合他社との差別化になる工法であるということも
決め手のひとつとなりました。
施工については、京都競馬場を肌で感じるくらいの距離の
現場でした。
連日の雨と、台風接近が報じられる中での施工となりました。
また運の悪いことに、砂質土が影響して掘削しても内部崩壊が
起こる地盤でした。。
下の写真のようにたっぷり水を含み、プリンのような超軟らかい土が
出てきました。
見てわかるくらいなのでよっぽどです!
急遽、ケーシング(孔の中で崩れ落ちないようにする鋼管)を
手配してからの施工となりました。
ケーシングを使って施工すると、内部崩壊は止められますが、
通常の施工に比べて倍以上の手間がかかります。
ユンボでケーシングを吊って、 予め掘削した孔へ押し込む。
そこに砕石を投入して締め固めたあと、ユンボで吊上げて引き抜く。
この繰り返し。
この作業を26本すべての杭でやっていきました。
写真撮影時は雨があがってましたが、土の中は砕石を入れたら
湧き出てくるくらい水がたまった状態でした。
しかし、ホントに手間はかかりますが、しっかり施工することで
安心して大切なお家を建てられるお手伝いができていることを
誇りに思います。
最終日は台風が接近する大雨の中、無事施工完了しました。
今回も、あんしん安全な地盤を作ってくれた現場メンバーに
大感謝です。ありがとうございました!!
お施主様に喜ばれる工務店づくりをお手伝いします。
選ばれる地盤改良のことは村上建設へご相談下さい!