2018.10/2~4 晴れ 大阪府茨木市 木造2階建 ベタ基礎
1.5m 7本 2.66m 8本 2.75m 17本 総延長78.53m
村上建設(株)ハイスピード工法の営業担当の坂上です。
前回の続きですが、
今回の現場で課題だったのが、砕石をどうやって
3m上の敷地へ上げるのか。。
さすがは土木のプロ、経験値が違います!
出てきたアイデアは・・・
生コンを入れる「生コンホッパー」という容器?機械?があり、
手元のレバーで開閉することで生コンを出したり止めたり、
調節ができるするものです。
それを活用して、生コンの代わりに砕石を入れて、
ホッパーをクレーンで吊って、
掘削した孔へ砕石を投入することを採用しました。
これがなかなかスグレモノ!
一気に砕石が入ってしまうとうまく締固めできないので、
投入量を手元のレバーで調節できるというのがミソです。
写真の上の器のようなものが生コンホッパーです。
たまたま、下の砕石を投入するホッパーと同色で、
見た目もいい感じです♪
もちろん、地上で計測された数量の砕石を投入するので、
投入量も管理可能です。
慣れない環境下でしたが、順調に掘削、砕石投入、締固め、
残土処分を繰り返して施工が完了しました!
施工が完了したあとは地上3m上の敷地に乗せた建柱車、
重機などを降ろす作業です。
まずはユンボから空を飛びます!
施工中に出てきた大きな岩、いわゆる地中埋設物です。
写真では小さな幼児くらいの大きさに見えますが、
実物は大きくて重いのでクレーンで吊って降ろしてから処分します。
では、今回のクライマックス、建柱車を降ろします!!
とにかく、隣の住宅に当たらない様にということですが、
実は建柱車と隣の壁、外構との幅はナント25cm!
25cmしか余裕がなかったのでギリギリで降ろすと
いうことになりました。
またまた、途中で撮影した向きを変えたので、顔を傾けてご覧ください(笑)
月に向かって伸びるクレーン。
施工前の朝の月です。
実は他の代理店が施工を断ったので、当社へ施工依頼が来たという
経緯の中で経験値が増えてよかったのですが、、、
次回以降、要望があればお応えしますが、、、
空中戦より地上戦のほうがもっと力を発揮します!
今回もまた地盤改良業界に違いを作りました。
もっとみなさんに知ってもらって活用してもらえるよう
頑張っていきたいと思います。
お施主様に喜ばれる工務店づくりをお手伝いします。
選ばれる地盤改良のことは村上建設へご相談下さい。