M様邸 地盤改良工事【鋼管杭】

村上建設(株)ハイスピード工法の営業担当の坂上です。

今日は地盤改良工事の施工結果ではありますが、
【ハイスピード工法】ではありません。

最近、たくさんのご縁を頂いているW不動産販売様の物件で、
特異な地盤状況の現場がありました。

ハイスピード工法では施工できないくらい、深~~く軟弱な地盤が
一部だけある谷地形の現場でした。
その解決法は「鋼管杭」で地盤改良をすることでした。

選択の理由としては、お施主様へ万が一の地盤事故に対して
業界最長の30年保証を付けたいという意向があったからです。
我々が提案する30年の長期地盤保証はセメント改良では
適用なのです。鋼管杭は対象なので採用頂きました。
いわゆる鉄の杭を打ち込むのですが、その先端に丸い羽根がついています。
この羽根で固い地盤に差し込むイメージです。
この杭で基礎と家を支えます。杭としては一番分かりやすいかもしれません。
ハイスピード工法と同様に、建柱車という重機で杭をグリグリと
回転させながらねじ込んでいってます。
同じ要領でどんどん杭を打っていきます。
写真の杭は地中10mの深さまで杭を打ち込んでいきます。
もちろん、設計した杭の長さより実物は長いので焼き切ります。
このあたりが砕石で作る杭と比べると面倒くさいというか、手間ですなぁ
筒の状態のままの杭ではダメなので、フタを溶接します。 これで、設計通りの長さに切って、フタを溶接して完成した写真です。

結局、2.0m×3本、5.0m×12本、10.0m×16本
総本数31本の施工でした。

ハイスピード工法だけでなく、その地盤の状況にあわせて
適切な選択肢をご提案致します。

お施主様に喜ばれる工務店づくりをお手伝いします。

選ばれる地盤改良のことは村上建設へご相談下さい!