一級河川 六軒家川 防潮堤補強工事(嬉ヶ崎橋上下流)

■この工事は南海トラフ地震・津波対策                          防災についての詳細は津波・高潮ステーションと言う施設があります。当社社員も、防災について考えるのに一度行ってみようと思っております。

竣工

2021年11月29日(月)一つの現場が終了しました。                                  下請け現場ですが、発注者の竣工検査に立ち会いました。結果は無事指摘が無く出来栄えもいいと元請け様からも「ありがとう」と有難いお言葉を頂きました。

~~~ 今回の工事概要 ~~~                        現場がスタートしたのは2020年10月頃でした。場所は大阪市の上本町と言う所です。施工内容は、下水工事で皆様が使用される生活排水と雨水が一定量を超え道路にを吹き上がる前に、今回施工の下水管に流れるようにする浸水対策です。

■試験堀                                                                      市街地での現場は特に、地中に図面には記載の無い地下埋設物(電気、 ガス、水道、又は不明管等)があります。施工中誤って、破損させないように一度掘削し、現物を確認しました。

■立坑掘削                                                                鋼矢板部の掘削状況です。現場条件等でレッカーとバッカン併用で掘削しました。

■ライナープレート掘削完了                  

■マンホール築造工(内径 φ 2700mmのマンホール)                                         型枠支保工を組むとマンホールの中が非常に狭く苦労しました。

■組立人孔据付け                                                       2号組立マンホールを据え付けました。少しでも安価になるよう自社機の建柱車を登場させました。

■埋戻し・舗装復旧完了                                                     下水工事は最終はマンホ―ル蓋しか見えません(>_<)

■施工時工夫箇所                                                      φ1800mmの推進管を据えるのに築造するマンホールに少しでも隙間ができないように 赤色部のように切断しました。生コンの漏れもなくコンクリートの打設ができました!現場真横に学校があり、大きな声を出せないのとレッカーオペレーターと路上合図者・坑内の作業員(オペレータ含む)が状況把握出来るようにと5人で同時に話せる無線を導入した結果、連絡合図の相違がなくスムーズに作業出来ました。

■アクシデント                                                         集中豪雨があり立坑が一気に水没しました。作業員さんは事前に退避して被害なし。大工さんの電動工具が全て水没 しました (>_<) ただ人災がなく本当に良かったです。

■最後に                                   無理難題を聞いて下さった協力業者様のおかげです。               関係者様へ心よりお礼申し上げます。