大阪市此花区の正連寺川から安治川に繋がる六軒家川(嬉ケ崎橋上下流)で、2021年11月から2023年3月まで行った工事です。無事竣工検査を終え完了致しました。
大阪市は平坦な低地が広がり、水害に非常に弱く高潮や津波による浸水が想定されています。また南海トラフ地震が起きると防潮堤の基礎地盤が液状化し、防潮堤そのものが転倒したり破損し甚大な被害をもたらします。
基本目標:
「発災による死者数を限りなくゼロに近づけるとともに、経済被害を最小限に抑える」ことを究極の目標として、地域防災力強化に向けた自主防災組織の活動、食糧や燃料等の備蓄及び集配体制の強化等と共に防潮堤の津波浸水対策として補強工事が進められ、その一部ですが一翼を担える事が出来ました。
近隣の方々、発注者様、協力業者様 御協力ありがとうございました。
● 嬉ヶ崎橋から下流に向かって右岸・左岸に笠コンクリートと張コンクリート施工。
奥に見えるのは阪神電車
● 上流に向かって奥の橋が嬉ヶ崎橋、橋の両側で地盤改良工事を施工